2014/07/24

高い走行性能とコンパクト性を誇るTernのフォールディングバイクに更に積載能力を強化するアクセサリー Commute Bag、Luggage Truss、Tour Bag、Kanga Rack


ロードバイクからクロスバイク、ミニベロまで、一般的なスポーツバイクは走行性能を優先させていることから、その他の機能についてはユーザーの目的に応じて後付けでパーツを取付ける仕組みになっています。Tern Bicyclesでは、輪行を伴う旅や更なる走行性能の向上、長距離走行時の疲労の軽減や軽量化など、様々なニーズに対応した製品を自社のオプションパーツとしてご用意すると共に、Ternの姉妹ブランドでアクセサリー専門の「BioLogic(バイオロジック)」からも様々な製品をリリースしています。TernとBioLogicの製品より、便利なバッグ類をご紹介いたします。
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▼Commute Bag(コミュートバッグ)

まず始めは、BioLogicのCommute Bagのご紹介です。KLICKfixアダプターシステムに対応しており、リアキャリアにワンタッチで装着、取り外しができます。今回使用しているリアキャリアはBioLogicのPortage Rackですが、TernのTrolley Rackなどでもお使いいただけます。ウォータープルーフのバッグなので、カメラ機材など大切な荷物も運べます。


Commute Bagは14ℓもの大容量。一般車の前カゴ以上に様々なものを入れることが可能です。耐荷重も10kgまでOKなので、本格的な用途に使えますね。

中を覗いてみるとこんな感じに。写真では分かりにくいですが、ポケットに分かれているので整理に便利です。 左上から時計回りにトイカメラ、サンドイッチボックス、ワイヤー錠、折りたたみヘルメット、Tern エコバッグ、Tern 工具セット(非売品)、ステンレスボトル、クッキー、スナック菓子、雑誌・書籍、手帳。

このCommute Bagはワンタッチで取り外して持ち運ぶことが可能です。

後ろの取っ手を引っ張るだけで、ロック部分が解除されます。

大事なものを入れていても、そのまま持ち歩けるので便利ですね。 ショルダーバッグにもなるので、重いものも楽に運べます。

底の赤いパーツ(KLICKfix)がキャリアに固定される仕組みです。

後ろの取っ手を引っ張ると赤い部分が解除されます。

サイドから後ろ面にかけては夜間の走行に重宝するリフレクター機能もついています。メッシュの外ポケットもあるので、カメラなどサッと取り出したいものを入れておくのにも便利です。

手作りサンドイッチはスタッフで美味しくいただきました。


Commute Bag 製品説明(Movie)


▼Luggage Truss(ラゲッジトラス)

Ternのほとんどのモデルは、フロントにもキャリアを取り付けて荷物を載せることができます。その時に重宝するのがこちらのパーツ。軽量で強固なアルミニウムを使用し、7kgの耐荷重を誇るアダプター的なパーツです。自転車用の多くのバッグやカゴが対応しているKLICKfixというワンタッチコネクターを採用し、ボタン一つでバッグの着脱が可能、おまけに鍵も付いており、バッグなどの盗難防止にも役立ちます。バイクのヘッドパイプにソケットが溶接されているため、フォークやハンドルバーにカゴなどを取り付けるよりも安全性に優れています。


こちらがそのLuggage Truss。バイクとバッグを繋げる役目のパーツです。カラーはシルバーとブラックの2色をご用意。バイクやバッグの色に合わせてお好みでお選びください。

Luggage Trussのバイクへの装着は、こちらのヘッドバッヂを取り外すと現れる穴、Luggage Trussを利用します。ヘッドバッヂは簡単に着脱可能です。 ヘッドバッヂを取り外すとLuggage Socketが現われました。この穴を利用してボルトでLuggage Trussを装着します。Luggage SocketはTern 2014年モデルではVerge X30h以外の全てのバイクでご利用いただけます。

付属のボルトでこの様に固定して下さい。簡単に装着できますが、耐荷重は7kgを誇る丈夫なパーツです。


▼Tour Bag(ツアーバッグ)

Luggage Trussを使用してワンタッチで取り付けが可能なバッグのひとつ、今回はこちらのTour Bagをご紹介します。プラスチックとゴムの中間的な性質を持ち、プラスチックの硬さとゴムの弾力性を併せ持つTPU素材でできたウォータープルーフのバッグなので、大切な荷物も守れます。バッグの内部にはポケットもたくさんあり、小物なども分けて入れることができ、ワンタッチで取り外してそのまま持ち運べます。

耐荷重は7kgで、容量は5ℓ。財布や書類などの大切な物からちょっとした買い物まで出来ますね。

KLICKfix方式でワンタッチで着脱できます。 Luggage Trussの先端の爪をバッグのコネクタに引っ掛けるとパチンと固定されます。赤いパーツ部分を押すと解除されて、ワンタッチで取り外せます。

Luggage Trussに付属の鍵でバッグを盗難から守ります。 バッグの内部は中央の大きなスペースの周りにポケットが設けられ、小物も整理しやすくなっています。

バイクからワンタッチで取り外せ、付属のショルダーを使えばそのまま持ち運べます。前面と側面にリフレクターも付いているので、夜間走行時も安心です。

ちょっとしたバッグでも身につけて走ると邪魔に感じる時があるので、スポーツバイクの走行性能を犠牲にすることなく、さり気なく荷物を運べるこのTour Bagは手放せなくなりそうですね。

今回はLuggage Trussを使用した例としてTour Bagを取り上げましたが、KLICKfix方式のカゴ(HoldAll Basket)などもオプションパーツとしてご用意していますので、用途に応じてお使いください。

Tour Bag 製品説明(Movie)

HoldAll Basket 製品説明(Movie)


▼Kanga Rack(カンガラック)

次にご紹介するのは、同じくLuggage Trussを利用してワンタッチで装着できるフロントキャリア、Kanga Rackです。バッグをはじめ様々なものをベルトで固定して持ち運ぶことが出来ます。耐荷重量は7kg。ストラップの長さや取付け位置を調整することで、様々なサイズ、形状の荷物を積みことが出来ます。


取り付け方は上のTour Bagと同様、ワンタッチでLuggage Trussに装着出来ます。

Luggage Trussの先端の爪にKanga Rackのバーを引っ掛けるだけでパチンと固定されます。 こちらは前方から見たカット。縦方向横方向ともしっかり固定されています。

載せる荷物のサイズ、形状によって、ストラップの取り付け位置を変えることが出来ます。

Kanga Rackサイドのストラップの取り付け位置を…

上に移動させてみました。

自転車専用のものではなく自分のバッグを持ち運べると、ファッションとしても融通がきいてイイですね。

ストラップを引っ張りバッグを固定します。


下はNG例です。

市販されている自転車用の紐を用いれば大きなものも運べますが、重すぎるものや大きすぎるものは危険なため載せないでください。



▼如何でしたか?

Ternのオプションパーツや姉妹ブランドBioLogicでは様々な製品をご用意していますので、用途に応じたアクセサリーをバイクに装着してお楽しみいただけます。走るだけではない、次の楽しみをみなさんもぜひご体感ください。



今回の記事で使用した製品
 ♦ バイク : Tern / Verge P9(Black/Red)
 ♦ リアキャリア : BioLogic / Portage Rack
 ♦ リアバッグ : BioLogic / Commute Bag
 ♦ フロントラック : Tern / Luggage Truss
 ♦ フロントバッグ : BioLogic / Tour Bag
 ♦ フロントキャリア : Tern / Kanga Rack
 ♦ ヘルメット : BioLogic / Pango Folding Helmet
 ♦ サイクルジャージ : PARENTINI / P.UNO ショートスリーブジャージ(Color:ブラック)
 ♦ ショーツ : PARENTINI / P.UNO ショーツ(Color:ブラック)
 ♦ アンダーウェア : OUTWET / LP2(Color:ホワイト)