フォールディングバイクはその性質上、持ち運ぶ際の重さが重要視されますが、コロコロと転がすことができれば楽ですよね。加えて、輪行袋も予め装備されていれば、とても便利。そんな発想からリリースされたのが、この便利なアイテム「トローリーラック」です。シートポストを挿し変えて取っ手にするという意表をついたTernのテクノロジー、ぜひその使い方をご覧下さい。
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Trolley Rackが生かされるシーン
トローリーラックの最大の特徴は、複数の機能が「一体」になっている点。自宅を出る前に必要なものを考えてわざわざ準備するのではなく、予め全部装着された状態でシーンに応じて使い分けることができるのです。トローリーラックが生かされる特徴的なシーンを見てみましょう。
| ハイセンスなホテルにチェックインする |
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| ▲ハイセンスなホテルには、スマートにチェックインしたいもの。輪行袋をよっこらしょ…と担いで歩かなくても、トローリーラックならスーツケースの様にスマートにチェックインできます。これならビジネスマンもスーツで歩けますよね。 |
| 自転車に乗れない場所を移動する | 何も使わない（でも常備できる） |
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| ▲例えばクルマを大規模な立体駐車場に停めた場合。通常は徒歩なのでエレベーターでサッと外へ迎えますが、自転車があると移動が大変…。輪行袋にまで入れる必要はないけど゙コロコロ転がせたら、という場合にもトローリーラックは便利です。 | ▲明日はこのルートを走って…とサイクリングを企画するのも楽しいですが、日常生活で前もって立ち寄り先を決めるのは不可能。便利な機能も用意がなければ使えません。その点トローリーラックは使わない時も常備しているものなので、使いたい時に使えない、ということはありません。 |
トローリーラックがあれば助かるシーンは様々です。例えば自宅で保管する場合。大切なバイクは雨露をしのげる家の中で保管したいもの。防犯面からも有効です。壁に掛けてインテリアにするのもいいですが、埃対策には袋に入れておくのが一番。いつまでもピカピカを保てます。
Trolley Rackの使い方【キャスター編】
では実際に、どの様に使うのか見ていきましょう。
0：ハンドルポストストラップはトローリーラックの方を使っておく
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リアキャリアからハンドルポストまでを固定することで前後輪が挟み込まれるため、よりしっかりと固定されます。 | |
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◀クリップシステムマグネットにも一定の固定力がありますが、キャスターでの移動時には全てをしっかり固定するためにトローリーラックに付いている方のハンドルポストストラップを必ずお使い下さい。 | |
1：シートポストを抜き、車体を立てる
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キャスターを使う際、シートポストが取っ手になります。シートポストを抜く際、もう一方の手で車体を支えておき、そのまま起こします。 | |
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◀クイックレバーを解除するだけでシートポストは抜くことができます。Ternでは車体の折りたたみを含め主要な場所で工具を使うことはありません。 | |
2：シートポストを挿す
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抜いたシートポストを別の場所に挿し変えます。キャスターの使用に伴う作業は以上です。 | |
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| ▲シートポストはこちらに挿し変えます。固定はもちろんクイックレバーで簡単です。 | ▲キャスターは左右の幅が広いので、ふらつかずに比較的安定して引くことができます。また、そのまま自立もするため、非常に便利です。 | |
Trolley Rackの使い方【カバー編】
では更に、カバーを使う際の操作を見ていきましょう。
1：カバーを引っ張り出す
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カバーは折りたたまれて袋に収納されています。そのまま引っ張り出して車体に被せます。 | |
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◀普段からカバーを常備していることになるため、輪行袋を鞄で持ち運ぶ必要も無ければ、行き先を考えて事前に準備する必要もありません。思いつきで行動できるので、必要に応じていつでもお使いいただけます。 | |
2：車体に被せたカバーのファスナーを閉じる
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引っ張り出したカバーで車体を包み込み、上から下へファスナーで閉じます。 | |
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| ▲車体の下を包み込む様に紐を縛って下さい。余った紐はポケットに収納します。 | ▲終わりです。あとはコロコロと引っ張って歩いて下さい。 | |
Trolley Rackの使い方【解説映像】
一連の流れはこちらの映像でご覧頂けます。
以上で終了です
今回ご紹介したトローリーラックは、キャスターを使用しスーツケースのように転がして運べるため、肩から下げて移動することに比べ、格段に疲労が軽減されます。実際に多くの方が利用されていますが、キャスターの幅が広く重心も低いため安定性に優れ、点字ブロックなどの段差でバランスを崩す心配も無いと評価頂いています。使用シーンは様々ですが、マンションにお住まいの多くの方にも重宝されています。是非みなさんも便利なトローリーラックをお試し下さい。
適応モデル：
2012：Link D8, Link P9, Link Uno
2013：Link N8, Link P24h
2014：Link D16, LinkP24h, LinkN8
耐過重量：25kg
今回の記事で使用した製品
♦ バイク ： Tern / Link N8（Color：White/Pink）
♦ オプション ： Tern / Trolley Rack
♦ サイクルジャージ ： PALENTINI / P.UNO ショートスリーブジャージ（Color：ホワイト）
♦ ショーツ ： PARENTINI / P.UNO ショーツ（Color：ブラック）
♦ アンダーウェア ： OUTWET / LP2（Color：ホワイト）
