今回はTernのセカンドライン「ROJI BIKES」シリーズより、ストリートファッションとしても人気のミニベロ「AMP F1」というモデルをご紹介します。
2019年モデルで新たにデビューしたAMP F1は、逆スローピングのF1フレームとBMXスタイルを融合させたストリート色の強いバイク。ディスクブレーキと406極太ブロックタイヤ、多段化仕様といった特徴を備え、街乗りスポーツバイクとして注目を浴びています。フレームは身長155cmから165cmの方向けの460と、165cmから175cmの方向けの500の2サイズが用意されており、小柄な女性でもジャストサイズで乗ることができます。
エアボリュームのあるKENDA K-RAD, 20″ x 1.95の極太タイヤで乗り心地や走行安定性に優れ、小径ながらもちょっとした砂利道でも安定。見た目もワイルドなので、男性だけでなく逆に女性にもよく似合う。
『今日は休講で予定が空いたので、アルバイトの時間まで早めに街に出て前から探してたカバンを見つけに行こう。アメ村から堀江の辺りがいいかな。』
一般的にミニベロといえば、スポーティーなタイプか逆に可愛らしいものが多く、ストリートファッションに似合うバイクはあまり見当たらない。「女子でもお洒落に乗れる」絶妙なデザインに仕上げられたAMP F1は、街の風景によく馴染みます。
AMP F1は知る人ぞ知る「F1 BMX」の、逆スローピングのF1フレームとBMXスタイルをモチーフに開発された。ハンドル位置が高めなので前傾姿勢が苦手な方でも乗りやすく、小径車特有のクイックさも抑えられている。今回はフロントキャリアを後付けして、ラフにカバンを括り付けるスタイルにした。
大阪 アメリカ村のシンボル壁画「ピース・オン・アース」。1983年に大阪ミナミ出身のアーティスト 黒田征太郎氏が描いた壁画で、翼を広げて羽ばたこうとする鳥人は街のモニュメントになっている。
タイヤの小さいミニベロは、小回りがきき乗り降りもしやすいので、街乗りと相性がいい。加えてAMP F1はスポーツバイクなので、走行性能も高く快適にスピードに乗ることができます。また、ハンドル幅が広いのでバランスが取りやすく、位置も高いのでゆったりしたポジションで乗りやすくなっています。
ママチャリにしか乗ったことがない方がスポーツバイクに乗った時、その快適な走行性に必ず驚く。自転車のスピードはタイヤのサイズではなくギア比によって決まるので、スポーツタイプのミニベロは小径ながらも楽にスピードを出せる。
身に着けるものは、機能も見た目もこだわりたい。逆スローピングデザインのクロモリフレームが、さり気なく街に溶け込む。
『小腹が空いたし、今日はちょっと寒いから、たこ焼きでも食べようかな。自転車でカラダを動かしてるからチャラだよね。』
1970年代に倉庫を改装した店舗でアメリカ西海岸から輸入してきた古着やジーンズ、中古レコード、雑貨が売られ始め流行の発信地となった大阪ミナミの「アメリカ村」。その後トレンドは堀江や南船場に移ったが、ここ三角公園(御津公園)は今もアメ村のランドマークであり、待ち合わせスポットのひとつ。
『そうそう、この自転車、実はこんな風に街で乗り回せて便利だし、見た目も超かわいいでしょ。タイヤの太いところなんかも、スポーツ自転車のトレンドだったりするんだよね。女性がワイルドに乗るのもアリでしょ。』
無骨なルックスで男性向けと思われがちだが、女性にも似合うAMP F1。跨ぎやすいフレームや、悪天候や悪路でも安定した制動力を発揮する標準装備のディスクブレーキが女性にも優しい。モデルの真帆さんは身長150cm台前半と小柄だが、460サイズのフレームだと無理なく乗れた。
AMP F1には8段の変速ギアが標準装備されているので坂も無理せず登れ、普段使いにも便利です。
自転車には変速機(変速ギア)と呼ばれる部品があり、切り替えることで漕ぎ具合を軽くしたり重くしたりできる。坂を登る時だけでなく、走り始めや向かい風が強い時などでも軽くすると、走行が楽になり重宝する。
コックピットにはBMXタイプのハンドルバーとブロックステムを採用。このままでゆったり乗るのも良いが、スポーティーなドロップハンドルや、ラフにブルホーンハンドルにカスタムするのも良い。
AMP F1はカジュアルなデザインなので、カフェとの相性も抜群。自転車をファッションの一部としてスタイリッシュに乗りたい女性にもぜひ乗ってほしいですね。
今回はストリートファッションにオススメなミニベロとしてAMP F1をご紹介しました。ディスクブレーキに太めのタイヤで安定感のある走行性能と走破性を併せ持つAMP F1、如何でしたか?
AMP F1(アンプ F1)
マルチなシーンに対応した次世代ストリートバイク
〜ネオクラシック "F1" BMX〜
逆スローピングのF1フレームとBMXスタイルを融合した新たなバイクが誕生。ストリートを体現した馴染みあるフォルムをタウンユースに色付け。ディスクブレーキと406極太ブロックタイヤ、多段化仕様が次世代ストリートバイクを生み出す。 その個性的な見た目だけでなく、安定感のある走行性能と走破性を併せ持つROJI BIKESの新たな看板モデルとなるだろう。
Speeds:8
Weight:12.4kg
Frame Size (Wheel Size) / Suggested Rider Height:460 (20″/406) / 155 to 165cm , 500 (20″/406) / 165 to 175cm
Color:Cooper , Steel Blue
Price:¥63,000(税別)
ホイールサイズ20インチ406。リムハイトは、30mm。ブロックパターンのタイヤは、KENDA K-RAD 20×1.95。メカニカルディスクブレーキは、TEKTRO MD-M280。ガード付きチェーンリングは、52T。フラットペダルが付属。ループエンドに装着されるリヤディレーラーは、Shimano Altas 8 Speed。カセットは、11-32T。センタースタンドが標準装備。カラーは、Cooperと記事で使用したSteel Blueの2色展開。